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スターダンサーズ・バレエ団の30年
―シリーズ(3)―
人生にはいろいろな出会いがあるように、バレエ団公演活動30年間には多くの音楽家との出会いがありました。
指揮者の渡邊曉雄先生にスターダンサーズ・バレエ団を最初に指揮していただいたのは、1967年、日本フィルハーモニー交響楽団提携公演第一回です。
そして、先生のご推薦により諸井誠作曲「カインの幻影」(振付:遠藤善久)が、バレエ団の邦人作曲家による創作バレエ第一作目にあたります。その後、先生は私どもに次々に作曲家との出会いの場を作ってくださいました。
矢代秋雄、入野義朗、諸井誠、浦田健次郎、武満徹、池辺晋一郎、間宮芳生、吉川和夫、石井真木諸氏らの作曲による作品の数々のバレエ化が次々に実現いたしました。
1970年に上演した諸井誠の交響曲(振付:遠藤善久「からす」)、1972年の武満徹「地平線のドーリア」(振付:遠藤善久)、さらにはバレエ団委嘱による1978年、池辺晋一郎作曲「いのち」(台本:霞完、振付:片岡通人)1981年、岩手県遠野市民センター開設10周年記念公演、渡邊曉雄音楽監督、吉川和夫作曲「バレエおしらさま」などは、さらにねりあげて再演を重ねたいと思っております。
太刀川瑠璃子
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「からす」
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「地平線のドーリア」
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「いのち」
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「バレエおしらさま」
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